制御盤本体の組立を担当するのが板金・修理課です。私の担当は溶接。設計が描いた図面から、CAD担当が作成した「箱」の展開図をもとに、プレス担当が切断や折り曲げをした鉄板を組み立てていきます。このとき、電圧や溶接する長さ、箱の中に取り付ける細かい部品の取り付け位置などは、自分で判断しなければなりません。何ボルトでどの箇所に何センチ当てれば、最短時間で必要な強度の溶接ができ、仕上げの研磨も楽になるか。部品をどの位置に取り付ければ、後で配線する際に邪魔にならないか。誰が見ても問題ないように必死で考え、材料の準備も早めに段取っています。迷うこともあるけれど、ベテランの先輩たちに相談しながら、もっといい方法がないか探っています。