板金課のスタッフが組立を終えた制御盤の「箱」に、部品を組み付け、配線し、検査をするのが、制御課の仕事。私は現在、おもに検査工程を担当しています。オーダーメイドの一品モノの制御盤は、検査も一品あたり8~20時間ほどをかけて、念入りに行います。電源を入れて立ち上げ、リレーを動作させて、入力信号が出力まで伝わるか。遮断したいときには、数カ所あるブレーカー部分のどこでも、狙いどおり遮断できるか。回路図と照らし合わせて、図面の指示が間違っていれば設計に伝え、配線ミスなら自分で直します。部品組み付けから配線、検査まで、制御課スタッフはすべてできて一人前。だからこそ、品質面でも納期面でも、お客様の期待に応えられるんです。